ある日の夕方、雫はいつもの店に来ていた



あの会議依頼、変わったことは起こらず誰の頭からも薄れかかっていた



今日はこの店のセールだけあって凄い人だかりだった



雫はお目当てのTシャツを買うためにそのコーナーに向った



棚には数枚のTシャツが並んでいた



『あった〜。』



雫は笑顔で棚に手を伸ばした


雫の手がTシャツに近づくにつれ1枚2枚と他の手がTシャツを連れていく



『ウソ〜!?』



雫の願いも虚しくTシャツは無くなってしまった



………