弘樹は笑うと目が無くなる 本人は目が小さい事を気にしてるみたいだが美香にとってはそれが可愛かった いつも、こんな調子で一日が終わる しかし今日は少し違っていた 『今日何してたの?』 弘樹はテレビを見ながら言った 『え…何って?』 『今日チームの事で隣町行ってたんでしょ?』 美香は弘樹に紅のメンバーだと伝えていた それを承知の上で付き合っている 『そうだよ。チームの事で色々あって…』 ………