「え…はい……」


「いや〜、久保田がさ、真美ちゃんがメルアドわたすの嫌って言ったっていうから、嘘だろうなって思って直接来ちゃったわけ。」


「嘘じゃないですよ…」


「え!!??俺そんなこと言われたのはじめてなんだけど。だって俺イケメンじゃん?しかも強いから、モテるじゃん!皆おちてくれるから…びっくりした!(笑)久保田もきっと俺のこと好きだしな?さては真美ちゃん、久保田に遠慮してる?」



「違います。あたし彼氏いるんで、間に合ってますから。」


「そーゆー強気な感じがそそる。久保田は本気で強いから色気ないけど」


にやけながらいうこいつにゾッとした



「じゃさようなら」


行きかけた



その時




「待って、俺、君に興味があるんだ。少し、付き合って」



腕を掴まれていて逃げられない



「………どこに?」



渋々付き合うことにした