「……真美……?」
教室に向かう道の途中にある図書室から真美らしき人の声が聞こえた
「あんた、まぢでうざい!!関わんないでよ」
「あたし、あんなのこと許してないから。亮になんて言われたか知らないけど、勝手に話進めるのやめてくんない!?あたしの目の前から消えたら許されるとでも思ってんの!?馬鹿女!!」
ひっど………(笑)
でも真美らしい……
典子と梶木君に電話をして戻ってくるよう言った
「うるさいな……消えてってば」
「はぁ!!??何様!?あんたみたいな性格ブスに消えてなんて言われる筋合いない!」
「キャッ」
あ……もしかして……
殴っちゃった……?
「痛った〜何すんのよ!!離してよ!!」
離して??何してるんだろ……
「あんたの息の根止めてあげようか?」
っていうか……真美が……キレてる……
もしかして…胸倉つかんでるの??
ばんっ
「真美!!もう止めなって!」