「………俺……気付けなかった」


………彼氏に隠すのは当たり前だよ……

あたしなんか……親友なのに気付いてあげられなかった……

真美は一人で戦ってた……


本当に…ごめん

「あたしのほうが……う”…」





「二人のせいではないよ……ごめん……相談しなくて。」





「え!?ま…真美??ちょっ…」

真美らしき人物がそう呟いてすぐに走っていってしまった。

私は後を追った


「まってって!」

でも真美は足が速くてとても追いつけなかった…

梶木君は追い付いただろうか…?

初めは私にペースを合わせてくれたが先に行くよう言って行ってもらった


「……真美…」

あたしは梶木君に任せて学校に戻ることにした