「私…海で  えっと あなたは?」

「俺は、椎名だよ」


「岡崎 美和…」

「よろしく 美和」

「安静にしてな
 じきにあいつも帰ってくるから」  


そういいながら彼は
キッチンからトーストと卵スープ
小さなサラダとグレープフルーツジュースを持ってきてくれた


「…ありがとう」


昨日の昼から何も食べてなく
やはりお腹はすくらしい