気配…


気配を感じる…


そう思って、私は下をゆっくりと見た。

そこには、カメラを私達の方に向けた結城がいた。

「ゆッ…」

私が喋ろうとした途端、和樹くんにキスされた。

「ちょっ…かずっ…」

私が喋ろうとしても、和樹くんはやめようとはしない。

やだ…結城に見られてんだもん…やだよ!!