楓「基樹さん・・?」

基「ふひゃぁ・・って くくっ・・・」

長い指で必死に笑いを堪えている。

基「さむくねーの??はい、ココアで悪いけど」

さっき買ってきました!ッていわんばかりのほかほかの缶を、基樹さんは私の前に突き出す。


楓「あ・・。ぁりがとうございます」

基「別に。大したことしてない。」

しばらく沈黙する私たち。

基「なぁ・・」