確かに・・。
基さんは薄着のまま寝てるし、弘さんは冷たい床に寝そべったままにしてるし、由さんに関しては、なぜか上半身裸。

楓「わかりました」

こくん。と頷いて棚に向かおうと秀さんに背を向ける。

秀「あっっちょっと・・」

ぐいって体が後ろに引かれて秀さんに体を預ける状態になる。

楓「ふっっふふぇ???」

秀「基樹には二枚掛けといて??俺らの   vocalはあいつだけだから、風邪でも引かれたらこっちが困る。」

体を預けてもまったくびくともしない秀さんの腕の中にいて、秀さんの低音ボイスが頭の中に響く。