氷が解けてカランって良い音がしたグラスを、テーブルに置く。

楓「ハイ」

秀「じゃぁちょっと端折っていいな・・。」

フッって笑う秀さんは昔を懐かしむ笑い方。


秀「俺らはずっと一緒に過ごしてきたから女のタイプもほぼ同じなんだよ。」

楓「はぁ・・??」

秀「だから、楓チャンに皆惚れたんだ。もちろん・・。俺もね??」

どういって返事をしたらいいかわかんなくて黙る。