弘「楓ちゃん?ちょっと目、閉じてくんない??」

楓「へ??」

弘「いい??絶対目あけちゃダメだからね!!」

楓「は・・ハイ。」


楓ちゃんが眼をつぶったのを確認して、俺は車を降りて楓ちゃんのほうにまわる。


弘「いい??絶対あけちゃダメだよ?」

再三念を押して、楓ちゃんがあけないことを確認する。


   よし!!

楓「えぇ!!??」

楓ちゃんの背中とひざの裏に手を入れる。

弘「そのままだよ??」

そう言いながら、俺はゆっくり楓ちゃんの体を持ち上げる。