基「なぁ・・。俺・・楓が欲しい」

基樹さんがそう言ったと思ったら、私の体は弘人さんの部屋のソファに押し倒されていた。


楓「え・・・??」

基樹さんは私の声を無視して片手で器用に私の着ていたブラウスのボタンをはずしていく。


基「恋人・・は、こういうこと・・・すんモンだろ??」


楓「えっ・・ふぁっっ」


ボタンをはずそうとする手を止めようとすると、基樹さんから優しいとはいえない、乱暴なキスをされる。


基「俺を拒否すんな」

楓「基樹さんっっ」


慣れたようにボタンをはずす基樹さんに恐怖が沸き起こる。