「…えっ。チビ撃たれたの?」
「うわぁ…リーダー血だらけだ…。」

撃たれた…?
強いんだったら避けろよ。
なんなんだよ!!!

「やったぜ!!!
この最強な藍洲涼を倒したぜ!!!」
「涼ちゃん!!!」
「ふっ…馬鹿な野郎やわ…。
俺ん事知らんでそんなちっこい銃撃ったんかい。
ぁ〜情けないわ。
んっ、もうちょいでかいので撃てや阿呆。」

バ──────────ン!!!!!!

「こんくらいおっきい銃でな。バーン。」

なんで?!なんで生きてんの?!
さっき拳銃で撃たれて死んだんじゃ…。

「お〜い。生きとるかぁ?」
「えっ?!うわぁ?!血だらけ!!!」
「ぁ?これか?これくらい平気平気!!!
どーって事ないで(笑)」
「なんで笑ってんだよ!!!
死にそうだったじゃん!!!
余裕な顔してんじゃねーよ!!!」
「ん〜あいつらな、むっちゃ弱いねんな。
やからすぐあいつらの行動読めてん。
やから死なんかった。
強かったら死んどったかもな(笑)
あっ、またわろてもーた。」

なんでこの人は余裕なんだ…。
てか行動読めたとか最強じゃん。
僕、この人より強くなれるのか?

「とにかく!!!制服着なあかんな。ちょーきい。」
「えっ?!ってか袖引っ張るな!!!伸びる!!!」
「じゃ、俺も行くぅ」

…マイペースすぎだろ!!!
なぁ、おい!!!