「ほら、ついたぞ。俺んち。」

車から降りて、眺めてみると、いったい何部屋あるの?って家らしき物と、
反対側に何坪あんの!?っていうところがあった。

「ね、ホントにこれが藤川んちなの?」

藤川のほうを振り向くとあきれ顔で馬鹿にしたように言われた。

「何で俺がそんなウソつかなきゃいけねーんだよ。」

はい、その通りですね。