授業中、オレの頭に紙切れが当たった。
直ぐさまその紙切れを拾い、開いた。
その中には『フロム空海:ごめんな』とだけ記している。振り向くと、空海は頭の前で両手を合わせ深々と頭をさげていた。
オレも手で、『いいよ』の合図を送った。
だいたいはなっから空海を責めようなんてしないし。
【そいや、空海オレの他にダチいねーのかな?】
心の中で問いかけた。
“キーンコーンカーンコーン"チャイムが鳴り清掃時間になった。
すると、オレは一人の女子に『中庭に来て』と呼び出された。
中庭に行くと、女子がゾロゾロ集まって来るではないか。なにか、イベントが始まるのかと思いきやまさかの告白ターーーイム!
ちょっと予想外。
「あの・・・っ!久住先輩っわた・・・っわわわわわ私とっっっ!!付き合ってくださーーーーーーい!!!」
そんなに力まなくても・・・でも、彼女いるほうがいいしこの頃つまんねーし遊びで付き合ってみよっかな。
「いーよ。オレ、あんたの顔好みだし」
嘘言ってしまった。周りは黄色い歓声に包まれ、鼓膜が破けるかと思うくらいうるさかった。
「あ〜あ!嘘言っちまった!でも空海には報告しよっと」
と、軽い気持ちで付き合ったことが、あんな事件を引き起こす発端になるとも知らずに―――・・・
直ぐさまその紙切れを拾い、開いた。
その中には『フロム空海:ごめんな』とだけ記している。振り向くと、空海は頭の前で両手を合わせ深々と頭をさげていた。
オレも手で、『いいよ』の合図を送った。
だいたいはなっから空海を責めようなんてしないし。
【そいや、空海オレの他にダチいねーのかな?】
心の中で問いかけた。
“キーンコーンカーンコーン"チャイムが鳴り清掃時間になった。
すると、オレは一人の女子に『中庭に来て』と呼び出された。
中庭に行くと、女子がゾロゾロ集まって来るではないか。なにか、イベントが始まるのかと思いきやまさかの告白ターーーイム!
ちょっと予想外。
「あの・・・っ!久住先輩っわた・・・っわわわわわ私とっっっ!!付き合ってくださーーーーーーい!!!」
そんなに力まなくても・・・でも、彼女いるほうがいいしこの頃つまんねーし遊びで付き合ってみよっかな。
「いーよ。オレ、あんたの顔好みだし」
嘘言ってしまった。周りは黄色い歓声に包まれ、鼓膜が破けるかと思うくらいうるさかった。
「あ〜あ!嘘言っちまった!でも空海には報告しよっと」
と、軽い気持ちで付き合ったことが、あんな事件を引き起こす発端になるとも知らずに―――・・・