次の日。
「はよ〜〜♪」
なんだか、朝から教室が騒々しいではないか。
昨日のイラつきがまだ完全に無くなってはいないオレにとってはただの、関わりたくないめんどいこと。
だが、みんなは馬鹿笑いをしている。
クラスの『馬鹿コンビ、武・孝司』のコントに耳を傾けてみると
「マイネーム・イズ・タケシ」
「アイアム・サタン」
「アケマシテ・オメデト」
「アンド・ワタシラ・バガボンドンドン」
「アイアム・コウジ」
「アイアム・ルーシー」
「ウィークリー・マンション」
「アハハハハハハハ」
「アハハハハハハハ」
なんだこりゃ。結構面白いじゃん。そのうち、のめりこみ出した。
コントはままだまだまだまだ続く。
「コウモンサマノオナーリー!」
「ヨラバキルティング」
「テンチュウデゴザール」
「シッケイ・シッケイ」
「コノモンドコロガメニハイラヌカ―!!」
「メニハハイラナイカラポケットニ」
「ダハハハハハハハハ」
「ダハハハハハハハハ」
というところでコントが終了した。周りは爆笑爆笑。朝だと言うのになんて盛り上がりだ。
そして、チャイムが鳴り何時もの授業が始まった。