ドンッ!
操縦室のドアの鍵を掛けたところで、ドアが衝撃で鳴った。
あぶなー、間一髪だった。
「とりあえず、亜九谷。 そこ押さえとけよー」
言われるがまま、背中をドアにつける。
人間バリケードた。
ドア一枚挟んで、ジャック犯がいる。
こんな体験、めったにできるものではなかった。
「さて、ここから挽回しようか」
三澤はにやりと不敵な笑みを浮かべた。
「題して『ミッサー・ザ・ジャック編』」
「ださっ!正直ださっ!?」
「だから『正直』とかつけるなって!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…