「それで...今日のことなんだけど...




相談人くるから...」













は.....はいっっ??



『相談??』



なんだそれっ!!




あたしの反応を見て、冬士くんは眉をよせて言った




「茶羅...まさか忘れた?allegroの裏商売」



裏商売....?って....



ああっ!!カフェのことか!!




『ちゃんと覚えてるよ!ただ話が急でわかんなかっただけ!!』



あたしがそういうと冬士くんはそれなら良かったと言って今日の相談の内容をざっと説明した



相談者はOLの人で何やら最近変な手紙が届くらしい


しかも毎日だいたい同じ時間帯に手紙がポストに入っているようだ

その手紙の差出人は不明....



そう冬士くんから聞いて思うことは1つ



『それってストーカーじゃないの?』



うん、あたしの少ない脳ミソではそれしか考えられない(笑)



「その可能性が一番高いけど...


とにかく調べてみなき....「とーおーしーっっっっ!!!!!!」



....チッ」



今、すっごい大きな声で冬士くんを呼ぶ声が聞こえてきたんですけど!?


ってか冬士くん....舌打ちを....


バンッッ



『うわっっ!!』



急に非常口階段のドアが勢いよく開かれたのと同時に誰かが飛び出してきた




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