それから数日後…
CDショップで店員さんに会った。

「いらっしゃいませ-」
わたしを見つけて、にこっとしてくれた。
「あのぉ…」
「???」
「お名前、なんていうンですか?」
「ぇ。逆ナン?(笑)」
「違いますっ!!
この前、聞きそびれちゃったから」
「これ、なんて読むと思う?」

店員さんのしているエプロンには、名札がついていた。
“結城”そぉ書いてある。

「ユウキ…?」
「そぉ。どうぞよろしく(笑)」






ユウキさん。

このとき、またすこしユウキさんに近づいた気がしたンだ…