「里紅が好きなの!!」



里紅は、相当驚いた顔でこっちを見照ると思う。
私は、俯いて、一人で歩いていた。



「彼女が居るって、分かってるよ!でもね、里紅が…、里紅が好きなの!!」



告白って、こんなに緊張するんだ。

一筋の涙が流れた。


走り出そうと、したとき


里紅があたしを強く抱きしめた。