「崇葉ぁー!臨がメール見ようとしてるよぉー?」

と結構ジャングルジムから遠めなベンチにいる崇葉に伝えた。そしたら

「なに!!!?」

と言ってこっちに走ってきた。

「見ないっていったろー?」
「だって、崇葉がそんなにもむきになるようなメールが宙奈の携帯にあるんだろ?これは見なきゃなー!」
「だぁああぁあ!!!??やめろ〜!やめてくれー!」

「そうだなぁ〜、ん〜…。」

「あ!」

「何だ?」

「今、宙奈に『好きだ』って言ったら見ないでやる!」

えぇ!!!?
そんなの私も恥ずいっつーの!!!

「………わかった。」

「えっ!?」

わかったって……えぇ!?

「宙奈……す『〜♪〜♪〜』

「え?」

「あ、おい、宙奈、メールだぞ?」

「超KYなんだけど!誰だー!ぶん殴ってやる!」

「えっと……」

「って!人の携帯に入ったメールを勝手に読むなぁー!」

「あ、小町だ。」

「小町か、なら殴れねーな?女だし、あと、」

「臨の女だし!」

「ちげーよ!」

「ところでメールは?
あ、やっぱ、いい!臨がメール返してよ!ちゃんと題名に『臨だよ』っていれてよ?」

「なんで俺が………。」

「いいから♪」

「ん〜…」