教室に行くと
優梨奈が
キョロキョロしていた。
あたしは優梨奈の
後ろに行き
優梨奈の肩を叩いた。
「めっちゃビビった!!
しおりのアホ!!」
優梨奈はタオルで
叩いてきた。
私は笑いながら
優梨奈のタオルを奪った。
「先輩どおやった??」
「全然アカンわぁ。
でも夏休み一緒に
プール行くねん!!
しおりも行こな!!」
優梨奈は私の肩を
ポンッと叩き
自分の席に行った。
私は頷くことが
できなかった。
自分の席に行き
鞄をおろして
ボーッとしていたら
先生がはいってきて
みんな自分の席に
戻って行った。
一瞬先生と
目が合った気がした。