「うわっ…」



「知也、ちょっと屈んで」



「???」



屈んで小さくなった知也の首筋に私は、はっきりとキスマークを刻んだ




「あ…こら。綾!」




「おあいこだもん!」




キスマークに触れながら知也は怪しく笑った




「いい度胸だな綾。」




「へ?いや…あの、同じこと私にした…よね?」




「誘ってんでしょ?」




「やだやだ!違うって」




冷たいフローリングに倒され知也はまた笑う




「いや!寒いし!!」



「なら、ベッド行く?」




「知也、チョコ食べようよ!!昨日私、頑張って作ったんだから」



「え?手づくりなの?」




コクンと頷くと知也は私を起こしてくれた