「それを早く言ってくれたらよかったのに♪」



冷蔵庫から取り出したチョコを知也に渡す




「ありがとう。綾」




爽やかに微笑んだ知也にドキッとした




「美味しいかどうか、わかんないけど…」




「あーや?」



「ん?」




「ここおいで。」



知也が指してるのは膝の上



でも、まぁ…バレンタインだし




大人しく膝の上に座ると大きな腕にすっぽりと包まれた





















「食い終わったら、ベッド行こうな」











そう言って知也は


小悪魔のような笑みを見せた















END