―――……私はそのまま意識を手放した。



眩しい光が目に入り込む。

『っんーー。朝?』

『そう朝。おはよ。』

思わず顔が紅くなる。

私。

初めてだった。

彼でよかった。

だけど。


『結菜?……後悔?』

『違うよ…』

『思ったことはちゃんと言ってね。』

『うん…』

いいのか。

悪いのか。

これは善いこと。

愛し合っている二人だから。

間違ってない。