「もしかして忘れ
てたのー?」

「あぁ……まぁ。」

明日誕生日なんだ。

1月24日……

放課後涼介に会った。

「茉衣、今日ひまか?」

「あぁ……うん!」

「なら、校門いるから
早く来いよな。」

なんだろー。

あたしは急いで準備

して校門に向かった。

「ごめん、遅かった?」

あれ………?

スーツ着た

おじさんがいる……

「だから、俺は
嫌だって言ってる
じゃねーかよ。」



「涼介……?」

「あっ、茉衣。
すみません、俺
用事があるんで。」

あたしたちはその場

を離れた。

おじさんはあたしたち

を見てため息をついた。