あたしは空を

みてた。

「今日の星キレイ。
キラキラしてる。
ん?ん?あぁっ!
流れ星じゃん!
見て、涼介!」

「うっそ!願い事…
あっやべ…なく
なった。」

「もう、遅いんだよ。
また流れてこーい!」

「「あっ!」」

もう1つ流れ星が

流れてきた。

「「ずっと一緒にいれ
ますよーに!」」

「ハモっちゃった。」

「俺らの願い事って
一緒なんだな。」

涼介はそう言って

笑った。

「あー…帰るか。」

「だね。てかさ、
あたしの事お前
じゃなくて…その…」

あー恥ずかしい!

「茉衣……だろ?」

「うん!」