このときあたしは

気づいたんだ。

好きなんだって。

そして、恋は痛い

ことが………。

愛する人を奪われる

悔しさを。

「涼介っ……」

あの女は小さな声

で涼介を呼んで

立っていた。

あたしはひたすら

涼介の手をひいて

山の奥まで走った。

すると、気づいた

ころには山の頂上

にいた。山の頂上は

町が見える。キラキラ

してたり、一部暗か

ったり。すべてが

キレイな場所。

想いを伝えるべき

なんだよね………