「え?」

あー!そういえば

約束6時だった……

「何間違ってんだよ。
バカだろ。」

「バカバカ言わ
ないでよね!」

あたし達はそれなりに

楽しみながら屋台を

回った。

「あ、俺ジュース
買ってくるから
ここにいろよ?」

「え…ありがと。」

あたし達のいる

場所からはそん

なに遠くないが

並んでいる人の数

が半端じゃない。

その間あたしは

何をすることもなく

座っていた。

でも、たまに涼介が

気になってちらちら

見てしまう。