「はぁー…」

とんとん……

誰かに肩を叩かれる

「何ー?」

あっ……

「お前、由衣において
帰られたんだろー?
仕方ないから一緒
に帰ってやろーか?」

「うるさい、バカ。」

あたしはそのまま

走って行った。

あたしは一体どんな

気持ちなのかな……



そのまま夏祭りの日

がきた。


おっそいな……

「おい。」

やっときたか…

「遅いよ。」

「あのな…俺はちゃ
んと時間ぴったりに
きたんだけど。」