「俺、結婚したんだ…
連絡とらなくてごめん。」

「何でいきなりとれなくなったの?
その後…純がいなくなった後どんだけ苦しんだか…」

私は流れそうに
なった涙をこらえた。


「ごめん。

俺な…高校とバイトで
忙しくて

お前と連絡取れなかった時あって…
でもバイト先で
うまくいかなかったりして
すげーきつかった時
お前の声聞きてーとか
思ったんだけど

お前も忙しいだろうなとか
思って、連絡とれなくて

そんな時助けて
くれたのが
今の妻なんだ…

妻は俺の支えだった。
妻はお前の事も話した。

でも妻から迫られて
1度だけ…やった時…
子供が出来たんだ。

お前が嫌いになったわけぢゃない
だからお前には
どうしても言えなくて…

本当にお前には
悪いと思ってる。


でも、今は妻の事
本気で愛してる。

守りたいって思ってる。


昨日、俺の妻に
里美と会った事話した。
そしたらきちんと
話して来て。
って言われて、、、
妻はそんな優しい人なんだ。

だからもう妻を苦しめたくないし
大切にしたい。
お前とももう
関われない。」



バシッ



募りに募った思いを
ぶつけて



私はその場を去った。