ため息まじりに

アイスティーをガブ飲みしてると

美紀が言った。


「ちゃお、落ち込むな~!

この近くにうちの通ってる

アカデミーあるから

ちょっと行ってみない?」

「うん!行きたいっ!」


道玄坂を登ったところに

その学校はあった。

受付で見学って言って入った。

美紀はみんな顔見知りっぽい。


それぞれの部屋に先生と

生徒が二人づつくらいいて

みんな

プロを目指してるだけあって

真剣そのもの。

凄いな~!迫力ある!

って、ただただ感心していた。