「ちゃお、
あんたの、その優柔不断さが
結局周りを苦しめるんだよ!

祐とのことで
あんたを苦しめた私が
一番よくわかる。

人間許さなきゃ進めないよ。

自分のことも
祐介のことももう許しな。
トビもそう願ってると思う。」


それだけ言うと
美紀は外へ出て行った。

みんなの優しさが
とてつもなく胸を締め付けた。


混乱していた。
でも、みんなの強い気持ちは
凄く伝わってきた。