私たちは

自分だけの世界を作り

その中で寄り添って

泣いたり笑ったり・・・

時には快楽を貪り合い・・


そこに残したものは

大きな罪だった。


そして、大事な人を失くし

二人で罪を背負うことを

選んでしまった。


たった一つの愛を

祐介と私は選んだ。


でも、確かにあの秘密の日々は

輝いていて・・・

何に代えても失いたくなかった

それが罪だとわかっていても


二人の気持ちは同じだった・・