貴方がもっと
純粋じゃなかったら

私たちは救われた。
祐介も救われた。


祐介は貴方がいなくなって
変わったって・・・


何かに取り付かれたように
歌を作ってるって・・・


ちゃおを恨んでいるのかな・・?


あれから
会うのが恐い・・・


貴方を思い出させる
鳶色の目を見るのが恐い。。。


本当にごめんなさい。

電車がホームに入って来た。

一歩踏み出そうとした時
腕を捕まれた。


茶織はその顔を見た。

「いや~~~!」

押さえつけられて
茶織はホームに倒れこんだ。