私は、誓って
祐介を愛していたけど

神様が許さなかったのかも
しれない。

もし誰かを傷つける愛なら
捨ててしまったほうがいいと
幼い頭で自虐的に考えた。

祐介との愛が
本物かどうかなんてわからず
ただ、苦しくて・・・

そして結局私は人を傷つける。


私は、精一杯考えて
トビにちゃんと向き合う為に
みんなから逃げる事を
もう終わりにするために

祐介との別れを決めた。

祐介は忙しくなっていたし
こんな中途半端な気持ちで
罪悪感とエゴとの狭間で
彼を縛り続ける自分に
もう嫌気がさしていた。

成長してゆく彼の足手まといには
なりたくなかった。


彼に依存しながら生きてる自分

もういい加減自分の足で
歩かなきゃ・・・
それが彼への愛だと
そう信じたかった。