<・・・・・あっ・・・・・>


引き攣るような痛みと共に

彼がゆっくりと

少しずつ少しずつ

侵入してきた・・・


「つっ・・・!」


仰け反りながら

私の手は彼を宙で探す。

そして、彼の首に

精一杯しがみつく。


これが

私の求めていたもの・・・?


この暖かい血の通った

エネルギーの塊みたいな

祐介の証が・・・・


今、私を貫き

揺り動かしている力は・・・


祐介そのものだった。