土曜日の今日は久しぶりに早退を使い。

仁のために時間をさいた。

今日が最後…

そう思うと胸が苦しくなるのはなんでだろう。


「美羚ちゃん♪」


仁はいつもと同じ笑顔を向ける。

「仁何したい?」


あたしも笑顔を向ける。


「美羚ちゃんとするならなんでもいいよ?」


なんでもいいが一番困る。


「じゃあ…ご飯にするか。」

夕飯のメニューは仁の好きなカレーライス。

いつも通りに時間がすぎる…

2人で話をしながらご飯を食べて…

テレビを見て…いつのまにか夜の10時を時計が差していた。

「もうねる?」

あたしはソファーに座った。


「もうすこしだけ起きてる。」


仁はあたしの隣座った。