「ぶっははっはははぁ」

みんなが一声に笑った

「そんな力いっぱい
 叫ばなくても・・」

クスクスクスっ

「ゆいは本当に面白子だね」

あっまた朔ちゃんのツボに入った
朔ちゃんは笑い上戸か??

「もしかして鏡ちゃんゆいの事
 苛めた??なんかビビリすぎでしょ」


そーそうなんです

その通りなのぉー

必死に心の中で叫んだ



そんなゆいをチラッと見て


鏡夜は言った

「酷いな~ゆい、朔と同じ顔なのに」


どの口がいいますか
二重人格のくせに・・・

「でも私ビックリ
 ゆいちゃんさっきから
 全く鏡と朔を間違えないのね?!
 私だってたまに間違えるのに」

すごいわぁ~
と弥生さんが感心してる


「えっ・・・
 どうして??
 鏡ちゃんと朔ちゃんは
 全然違うよ??」


「・・・」


その言葉に


鏡夜と朔夜がゆいをみつめた