「・・・隼人が楓んちから帰ってこなくて。何回も着信残したんだけど連絡ないし・・・。」

「ごめんね、りょ・・た・・・」

「や、七海は悪くないよ」

「隼人に別れるって言われた。
合わす顔ないって・・

でも、まだ好きな私は相当バカだね・・・」


心配かけないように笑顔をつくると

「ごめん、今だけ・・」

涼太の言葉と同時に、強い腕で抱きしめられる。