なぜだかすごく虚しくなって、ポタポタと涙が落ちていた。

気がつくと、涼太が息を切らしながら目の前に立っていた。


「七海、ごめんな。」

「何で涼太が謝るの?」

「俺が他のやつらと買出し行ってる間に、楓達が来てて。

送っていくのも、あいつがバイク出さないと楓も帰れなかったから、何も考えずに送り出したんだ・・

本当ごめん。」

「涼太のせいじゃない・・涼太が悪いんじゃないよ。」


涼太は全然悪くない。

悪いのは・・

隼人?

楓?


私?