「来ないで!…やだ!」



ある倉庫の影
声と共になにか光るものが見えた。




「友梨亜!?」

声のした方に駆け寄ると
こちらに向かって走る友梨亜の姿が見えた。




「先輩…?…悠先輩!」


「友梨亜、こっち来い!」



俺も彼女に向かって走って
手を掴んで逃げ出した。