俺はすぐさま店を飛び出して走った。


友梨亜が店にくる時通る道。
その間に倉庫のある場所は1カ所だけ。


そこに向かってただただ全力で走った。




友梨亜の無事を祈りながら…








「友梨亜!どこだ、友梨亜!!」


人気のない、暗い倉庫が立ち並ぶ場所


俺は大声で何度も友梨亜の名を叫んだ。