「そうだよ。あの時はありがとう、司くん」




「あぁ…うん。」



面と向かってお礼を言われると少し照れ臭くて視線を逸らした。






あれ…?

でも、崎野の好きな奴って…



入学式の時に助けてくれた人。




でもそれは俺な訳で……









…ん!?





「…崎野!まさか…好きな奴って…」