「誰にでも優しくて、直ぐに仲良くなっちゃう人で焼けちゃうくらい人気者」




好きな人の話をしている崎野は今までで一番というくらい綺麗だった。




崎野にこんな風に思われている奴ってどんな奴なんだろう。



そう思った時、崎野の口から気になる言葉が聞こえた。









「その人ね、入学式に遅刻した私の事助けてくれたの」





「入学式に…助けてくれた?」