今、言ってしまおうか…。




愛莉に無理言って協力してもらったんだ。

告白はしておきたかった。




「崎野、俺の好きな奴は…」




「お待たせいたしましたー」





俺が意を決して話し始めた時、店員が飲み物を持ってきた…。




「あ、ありがとうございます!」



崎野は笑顔で飲み物を受け取っていた。