愛莉が顔の前で手を合わせて謝った。




「そっか!じゃあ帰る?」




「まだ行きたい所とかあるでしょ?二人でお茶して、行ってきなよ!」



愛莉はそう言いながら崎野をカフェの中に押していく。




「でも、司くん…」




「俺は…いいよ?」




「決定!じゃあ私帰るね。楽しんできてね」





そのままそそくさと愛莉は帰っていってしまった。





「取り敢えず、お茶しようか」