―――げ!!!!!


一番大ッ嫌いな奴に会ってしまった……


「お前正真正銘の大バカだな(笑)」


―――若林蓮!!!!!!!!


「なっ…!?大バカって何よ!!
あたし成績ではアンタに勝ってますけど?」

「そーゆー意味でのバカじゃねえよ。
だからお前バカなんだって」

「はぁ!?!?つーかさっきからバカバカって
言わないでよ!!つかアンタに言える筋合いないでしょ。
…何、まさか自分完璧な男だとでも思ってんの!?
うっわ、超引くわ(笑)」

「…お前なあ、それでもこの学園の生徒会長か?
口悪すぎだろ!!お前学園イチの美少女って
決まってんだからおとなしく上品にしてろや!」

「はー!?あたしだって上品さぐらい
大アリよ!!」

「色気のカケラもねぇじゃねぇか!!」

「なーんですってぇぇ!?!?」

♪ゴーンゴーーンゴーン…

――はっ!!

ヤバイ!!

もう8時!?

皆登校してくる時間じゃない!!!!!

こんなとこで口喧嘩してる場合じゃない!!!

「じゃっ…じゃあね!!あたし今日遅刻してくから!」

「は?お前サボリかよ」

「ばっ…違うわよ!!そんなわけないじゃん!」

本当はそんなことあるんだけどね(笑)