『おい、知ってるか?姫様が闘技場なんかにいったんだとよ』

『あぁ、またあの天化とかのためだろ??』

『天化かぁ、頭は切れるがやり方や行動が若いよなぁ』
『姫さまにはそこがいいんじゃねぇの?』




なぜだがしらんが私と辰鈴ができている、という噂があるらしい。

知らないって
罪だよナァ………


辰鈴は兄貴のことが好きなのに……

            
そんなことを考えながらわたしは辰鈴のいる部屋へむかう



王姫が推薦する人材をテストしに――――。