「姫、私はそのものに軍士としての、そして私のパートナーとしてその力量があるか、私の手ではかりとうございます」

「……優月、いいですか?」

「はい」
社交的なスマイル
その全てがうそ臭い


「では、三つのテストを行ないたい。
まずはじめに訓練場にいきましょう。
あなたの剣の腕前を知りたい」



快くひきうけた優月殿

人の居ないしずかな訓練場に先にいって訓練用の木刀を二本もってきた

ちなみに私は彼のとは別の木刀

「私はこれでいいですか?」

「ええ、いつもどうりでかまいませんよ。」

(二刀流か………獲物は普通より短い…私より小回りがききそうだな)

私は自慢の黒髪をうしろでまとめ相手をみすえる


「よぉし!!いくぞぉ!」


しまった、地が出てしまった………